『日本儒教
  学会報』

投稿規定(PDF

公開方法
  1. 日本儒教学会報は、電子データ(当面の間は、PDFファイル)として日本儒教学会のウェッブサイト上に掲載することを基本とする。
  2. 抜き刷りは、PDFファイルを贈与する。
応募資格
  1. 日本儒教学会の会員であること。
  2. 応募原稿は、未公開の和文による学術研究の最新の成果とする。ただし、口頭で発表し、これを初めて論文にまとめたものは、未公開と見なす。
  3. 原稿は、校正時に加筆を要しない完全原稿とする。
  4. 原稿枚数は、本文・注などをあわせ、原則として20,000字以内とする。
  5. 手書きの原稿は認めない。原稿の提出時には、印刷した原稿2部(今昔文字鏡や外字など特殊な文字は、赤で囲むこと)とテキストファイルを提出する。図版を必要とする場合、インターネット上に公開するための著作権上の処理をしておくこと。
体裁・表記
  1. 原稿は縦書きを原則とする。特に必要とするものについては、横書きも可とする。
  2. 引用文は、原文・訓読文・訳文のいずれでもよく、使用する漢字は、正漢字・常用漢字・簡体字のいずれでもよい。中国語のローマ字表記は、執筆者の選択にゆだねるが、同一論文中にあっては、ウェード式・漢語・拼音方案等何らかの統一があることが望ましい。
  3. 注は各章・節ごとにつけず、通し番号を施して全文の末尾にまとめること。割注は認めない。
原稿提出
  1. 原稿は、9月末日必着で下記に郵送するものとする。
    〒162-8644 東京都新宿区戸山1-24-1
    早稲田大学文学学術院 東洋哲学研究室気付
    日本儒教学会
  2. 応募時には、原稿のやりとりをする際の連絡先(住所、電話番号、メールアドレス、所属)を提出する。
採用
  1. 論文掲載の可否は、論文審査委員会の責任において、査読により定める。
その他
  1. 掲載論文は、電磁的記録として記録媒体に複製する。これを日本儒教学会の会員、図書館、研究機関、それらに準ずる組織及びその他の公衆に譲渡、貸与、送信すること、またその際に必要と認められる範囲の改変を行うことがある。

(2016年5月14日制定)
(2017年5月14日改定)
(2018年4月30日改定)
(2019年4月5日改定)
(2020年8月18日改定)

総目次

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第8号(2024年2月10日発行)

表紙・役員一覧・奥付

シンポジウム「暦と王権」

(要認証)劉歆の三統暦と日食説平澤 歩(128)

(要認証)日本における中国暦法の継受吉田 拓矢(001)

(要認証)明治改暦をめぐる葛藤
――「正朔」思想の日本的展開下村 育世(011)

論文

(要認証)王守仁「万物一体の仁」思想の原点
――その戦場経験と心の「同」――志村 敦弘(027)

(要認証)「異域道行」を望む遺老
――張斐の華夷論について――顧 嘉晨(043)

(要認証)中村惕斎『論語集註鈔説』小考青木 洋司(059)

(要認証)近世久米村士族の喪葬礼に見える『朱子家礼』の変容
――「誌石」・「祝文」を中心に――劉 書鈺(073)

(要認証)朱舜水の受容から見る清末民国初期の政治的闘争徐 燕斌(091)

執筆者紹介・彙報・編集後記

第7号(2023年1月31日発行)

表紙

役員一覧

論文

清代漢易学者の道器説について陳 江月(001)

「封建世界」における党争の捉え方
――水戸学者・会沢正志斎や藤田東湖を中心に――廖 嘉祈(013)

中江兆民とJ・S・ミル
――「東洋のルソー」における『自由論』(On Liberty)の思想的意義――田中 豊(029)

シンポジウム

「いま儒教について語ること
――孔子没後二千五百周年を記念して――」報告記小島 毅(045)

彙報等・奥付

第6号(2022年1月31日発行)

表紙

役員一覧

講演

儒教の思想史研究と思想分析
――朱子学を中心に――土田 健次郎(001)

論文

劉向『列女傳』と趙飛燕姉妹批判仙石 知子(021)

王充の人間観と頌漢論
――教化の内容を中心に――長谷川 隆一(035)

聖人の行いは初めより人情に遠からず
――王守仁の聖人像志村 敦弘(051)

山田方谷における実効性と道義性
――『大学』解釈に即して――原 信太郎 アレシャンドレ(067)

昭和戦前期の山崎闇斎研究と植民地朝鮮
――阿部吉雄をめぐって松川 雅信(083)

彙報等・奥付

第5号(2021年2月25日発行)

表紙

役員一覧

論文

王符の封侯観
――『潜夫論』三式篇と『白虎通』における記述の関連を中心として長谷川 隆一(001)

王安石の「一」の「性命之理」田村 有見恵(015)

二程理学の再検討
――同時代の易論と比較して佟 欣妍(031)

王畿思想の政治方面への展開
――「歴代史纂左編凡例并引」と『中鑑録』を例に山路 裕(047)

明代春秋学における「改元」説
――熊過の「元年」注釈を中心に胡 華喩(063)

「三国志」物語における華夷思想の展開仙石 知子(079)

林羅山の排耶論再考武田 祐樹(093)

彙報等・奥付

第4号(2020年1月31日発行)

表紙

役員一覧

シンポジウム 儒教の広がりと多様性――琉球・ベトナム・満清

近世琉球と儒教中村 春作(001)

ベトナム阮朝の漢文訓條と民間におけるその受容嶋尾 稔(017)

清初の満洲語儒教文献渡辺 純成(029)

論文

『儀禮』喪服篇の成篇過程について黒﨑 恵輔(051)

「国是」再考
――神宗と王安石を中心に梶田 祥嗣(063)

李贄の「邇言」論
――その境地と実践阿部 亘(077)

毛利貞齋『重改論語集註俚諺鈔』について
――引用諸註を中心として青木 洋司(093)

資料研究

真の朱熹を理解するための窓
――新発見書簡四通の考察尹 波・郭 斉 (訳)白井 順(107)

彙報等・奥付

第3号(2019年1月31日発行)

表紙

役員一覧

講演

中国の社会と文化斯波 義信(001)

論文

南宋袁甫の「朱陸折衷」論中嶋 諒(013)

「道」と「安天下」
――「人情」の視点から徂徠学を再考する許 家晟(027)

橫井小楠における海外知識の受容田海 秀穗(043)

山田方谷晩年の思想の同時代評価原 信太郎 アレシャンドレ(059)

彙報等・奥付

第2号(2018年1月27日発行)

表紙

役員一覧

シンポジウム「アジアの中の陽明学」

明清時代における陽明学批判
――「無善無悪」説をめぐる論争――佐藤 鍊太郎(001)

中国と朝鮮における朱熹に関する考証的研究中 純夫(023)

明治後半期の陽明学発掘作業小島 毅(055)

『漢書』が描く「古典中國」像渡邉 義浩(071)

経と図:清代における経書の読解法について廖 娟(099)

江戸前期における道統と華夷、神儒
――神代上古の叙述に着目して――森 新之介(119)

伊藤仁斎と陽明学
――羅近渓との関係を中心に――阿部 光麿(135)

近代日本における陽明学観の変遷
――大塩平八郎の評価との関連から――山村 奨(153)

彙報等・奥付



第1号(2017年3月5日発行)  [ISSN 2432-4221]

シンポジウム「日本における儒教研究の現在」

日本近世儒教前田  勉(001)

近代日本政治思想史にとって儒教とは何か
     ――儒学的「政体」論と歴史叙述――河野 有理(009)

規範としての「古典中國」渡邉 義浩(027)

中国近世儒教小島  毅(053)

現代中国の儒教復興中島 隆博(059)

奥付

首頁